
T4 AWD Rデザインは走行性能と価格のバランスに優れたグレードとして、都市部での使い勝手と長距離ドライブの快適性を両立させています。
ボルボのコンパクトクラス初となるSUVとして2018年に日本で販売開始されたボルボXC40 T4 AWD Rデザインは、北欧プレミアムブランドならではの洗練されたデザインと実用性を兼ね備えた一台です。
都市部での使い勝手と悪路への対応力を兼ね備え、2020年以降の中古車市場でも人気を維持しています。R2 ボルボXC40 T4 AWD Rデザインは、先進的な装備と個性的なスタイリングが特徴です。また、R2 ボルボXC40 T4 AWD Rデザインは、スポーティさと快適性をバランスよく両立している点でも注目されています。
ボルボXC40 T4 AWD Rデザインのスペックと装備
主要スペック
R2 ボルボXC40 T4 AWD Rデザインは、2.0L 直列4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力190ps、最大トルク300Nmを発揮します。8速ATとフルタイム4WDシステムにより、路面状況に関係なく安定した走行が可能です。
特に雨天時や雪道での走行安定性は、北欧メーカーならではの技術力を感じさせる仕上がりとなっています。燃費性能についても、JC08モードで12.8km/Lを達成し、プレミアムSUVクラスとしては優秀な数値を記録しています。
安全性能とテクノロジー
ボルボ伝統の安全技術「IntelliSafe」を全車標準装備しており、衝突回避・被害軽減ブレーキやブラインドスポットインフォメーションシステムなどの先進安全装備が充実しています。さらに歩行者・サイクリスト検知機能付きフルオートブレーキシステムにより、市街地走行時の安全性を大幅に向上させました。
主な装備
Rデザイン専用の内外装パーツが魅力。ブラックアウトされたグリルや専用19インチアルミホイール、アルミ調ペダルなど、スポーティさが際立ちます。安全装備も充実しており、パイロットアシスト(部分自動運転)や歩行者検知機能付き自動ブレーキなど、ボルボならではの先進技術が搭載されています。
ボルボXC40 T4 AWD Rデザインの走行性能と乗り心地
力強い走りと俊敏なハンドリング
T4 AWDグレードは190馬力のパワーを活かし、発進加速や合流時もスムーズに対応。四輪駆動による高いトラクション性能があり、雪道や雨天時でも安定した走行が可能です。ステアリングもクイックで、都市部の狭い道でも取り回しやすくなっています。
快適な乗り心地と静粛性
R2 ボルボXC40 T4 AWD Rデザインは、スポーティなサスペンションを採用しつつも、乗り心地はしなやか。長距離運転でも疲れにくい設計です。車内は遮音性も高く、高速走行時でも会話がスムーズにできるほど静かです。ラグジュアリーカーとしての品格も感じられる室内空間です。
ボルボXC40 T4 AWD Rデザインの内外装デザイン
エクステリアの特徴
Rデザインは、標準グレードとは一線を画す精悍なルックスが特徴です。ブラックアクセントが施されたグリルやミラーカバー、シャープなLEDヘッドライトが目を引きます。19インチの専用ホイールも存在感があり、街中でもひときわ目立ちます。
インテリアの仕上がり
内装はRデザイン専用のNubuck(ヌバック)とレザーのコンビシートを採用し、スポーティながらも高級感が漂います。センターコンソールには9インチのタッチスクリーンが備わり、ナビや各種操作も直感的に行えます。シンプルながら機能美にあふれた北欧デザインが魅力です。
ボルボXC40 T4 AWD Rデザインの燃費と維持費
実燃費の傾向
WLTCモード燃費は12.8km/Lとされていますが、実際の街乗りでは9〜10km/L程度、高速道路では13〜14km/Lを記録するユーザーも多いです。SUVとしては平均的な燃費で、パフォーマンスとのバランスは良好といえます。
維持費について
自動車税は排気量2.0Lクラスの39,500円(年間)。任意保険料は条件によりますが、年間10万〜15万円が相場です。オイル交換やタイヤ交換などのランニングコストもプレミアムカーとしては標準的。車検費用はディーラーで15万〜20万円前後を見込んでおくと安心です。
中古車市場でのR2 ボルボXC40 T4 AWD Rデザインの価値
相場価格と選び方
R2年式のボルボXC40 T4 AWD Rデザインは、中古車市場では約300万円〜400万円前後で取引されています。走行距離やメンテナンス履歴によって価格に差が出るため、しっかりチェックが必要です。認定中古車を選ぶと、保証が充実しており安心です。
おすすめの購入タイミング
中古車価格は需要と在庫状況により変動しますが、年度末(2〜3月)や決算期(9月)は値引き交渉のチャンスです。また、モデルチェンジや新型車登場のタイミングでは相場が下がることもあるので、そうした時期を狙うのも一つの手段です。
ユーザーレビュー・口コミまとめ
実際に所有しているオーナーの声
「見た目に惚れて購入しました。内装の質感がとにかく良く、満足度が高いです。運転支援機能も想像以上に優秀で、長距離移動がとても楽になりました。」(40代男性)
「国産SUVからの乗り換えですが、静粛性と乗り心地はワンランク上です。高速でも安定感があり、ドライブが楽しみになりました。」(30代女性)
「燃費はもう少し伸びてほしいと思う場面もありますが、トータルで見るとコストに見合った価値があります。雪道でも不安がなく、冬の旅行にも重宝しています。」(50代男性)
購入を検討している方への一言
ボルボXC40 T4 AWD Rデザインは、単なるデザイン重視のSUVではなく、実用性と安全性を兼ね備えた信頼できる1台です。購入者の多くが「もっと早く買えばよかった」と語るように、満足度の高い選択となるはずです。
ライバル車との比較
同クラスのBMW X1やアウディQ3、メルセデス・ベンツGLAと比較すると、ボルボXC40 T4 AWD Rデザインは安全性能と北欧デザインの独自性で差別化を図っています。
特に家族での使用を前提とした場合、ボルボの安全技術への信頼性は他のプレミアムブランドと比較しても優位に立っています。燃費性能や維持費の面でも、輸入車としては比較的経済的な運用が可能な点も魅力の一つです。
ボルボXC40 T4 AWD Rデザイン 諸元表
項目 | 内容 |
---|---|
車名 | ボルボ XC40 |
年式 | 2020年(令和2年) |
グレード | T4 AWD R-Design |
駆動方式 | フルタイム4WD(AWD) |
エンジン型式 | B420型(2.0L 直列4気筒DOHCターボ) |
総排気量 | 1,969cc |
最高出力 | 190ps(140kW)/ 4,700rpm |
最大トルク | 300Nm(30.6kgf・m)/ 1,300〜4,000rpm |
トランスミッション | 電子制御8速AT(Geartronic) |
燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
燃費(WLTCモード) | 約12.8km/L |
タンク容量 | 約54L |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,425mm × 1,875mm × 1,660mm |
ホイールベース | 2,702mm |
最低地上高 | 約210mm(SUVらしい高めの設計) |
乗車定員 | 5名 |
車両重量 | 約1,690kg |
サスペンション(前/後) | ストラット式 / マルチリンク式 |
タイヤサイズ | 235/50 R19(Rデザイン専用アルミホイール) |
安全装備 | City Safety、Pilot Assist、ブラインドスポット警告 ほか |
主な装備 | ナッパレザー、Rデザイン専用シート&内装、360°カメ |
ボルボXC40・T4・AWD・Rデザイン完全レビュー|プロが語る選ばれる理由 まとめ
R2 ボルボXC40 T4 AWD Rデザインは、走行性能、快適性、安全性、デザイン性のすべてを高次元で融合させた一台です。高級感と実用性を兼ね備え、都市でもアウトドアでも頼れる存在として活躍します。中古車としても高い価値を維持しており、今後のリセールバリューにも期待できます。特に初めての輸入SUVを検討している方や、上質なライフスタイルを求める人にとって、魅力的な選択肢となるでしょう。