キャンピングカー【ソーラーパネル2枚】取付施工の技術が凄い




キャンピングカーカスタム・装備の達人 たけやんです。

今回は愛知県一宮市北方町に在住のTSさん(56歳)

月に一度、キャンピングカー・ハイエースでエンジョイされているオーナーさんからの要望でソーラーパネルを2枚、設置することになりました。

写真入りで紹介するので最後まで楽しんで読んでくださいね。




キャンピングカーのバンコン・ハイエースに2枚のソーラーパネルを後付する

日本のキャンピングカーで一番多いタイプがバンコンタイプ

たけやんがソーラーパネルを設置実績ではハイエースが一番、多いですね。

TSさんのキャンピングカーもハイエースとなります。

ソーラーパネルを後付で装備するキャンピングカーハイエース

ソーラーパネル

ソーラーパネルを設置する上で、施工が難しいのが屋根の形状です。

車は平らな屋根ではなくカーブしているので直付けはできません。

また、キャリアーの上に設置すればいいじゃん。と思われがちですが・・・・

キャンピングカーの場合はサイドオーニングが設置されている場合がほとんど、サイドオーニングが付いていなくても、今後、施工されることを考えるとキャリアーを使うとサイドオーニングが付けれなくなるのでキャリアーの施工は止めた方がいいですよね。

ソーラーパネルは簡単に車の屋根の上に載せるだけの作業ではなく、穴あけが発生したい、車内の天井を剥がして配線工事もします。

専門家が施工しないと、雨漏りやせっく取り付けても発電しなかったりとか電気系統の問題も発生するかもしれません。

ソーラーパネル設置の課題

車の屋根はカーブしているので、設置が難しい。天井に穴を開けて取付けるので防水加工も大事

ソーラーパネル 施工前

ソーラーパネル設置の課題

サイドオーニングが付いているのでキャリアーを設置して、その上にソーラーパネルを載せることはできない。

キャンピングカー ハイエース施工前

ソーラーパネル2枚がPITに。コントローラーや付属品、取説を確認

送られてきた商品を確認してから作業にかかります。

ソーラーパネル155Wの本体は正方形でサイズは998ミリ×998ミリ×35ミリです。一枚のパネルでも1メートル近くあるので2枚並べると2メートル超えます。2枚の設置となると人の身長よりもかなり長い物となるので取り扱いも難しくなってきます。

 

ソーラーパネル

ソーラーパネル 取付け

ソーラーパネル 付属品

ソーラーパネル付属品

梱包の箱をキャンピングカーに載せて、取り付け位置をチェック

写真ではソーラーパネルが梱包された箱をキャンピングカーの屋根に乗せて取り付け位置を確認しています。

現物のソーラーパネルを使って、傷をつけてしまってはたいへんですし、箱なら軽いので確認作業も簡単です。

ソーラーパネル 取付け

ソーラーパネルを特別なステーで連結させる

今回はソーラーパネル2枚ですから、連結する作業があります。

2枚を取付けるにはステーで連結しますが、商品は一枚単位で販売されているので2枚を取付ける材料は梱包されていません。今回は、取付けるステーをあらかじめ準備しているのでそれを利用します。

パネル本体への穴あけも必要となるので専門の知識や工具も必要ですね。

ソーラーパネル 2枚

ソーラーパネルの裏面には配線もあるので注意して作業していきます。

ソーラーパネル連結

ソーラーパネルを2枚、しっかりと固定していきます。

ソーラーパネル2枚

カーブした屋根にソーラーパネルを2枚設置していきます

キャンピングカー ハイエースの屋根はゆるやかにカーブしています。取付ける場所はどこでもいいわけではありません。

車の構造が理解できていないと雨漏りや次の工程の電気の配線にも影響がでてきます。

ソーラーパネルを特別なステーを利用して四隅に穴を開けて取り付け、しっかりと固定します。

ソーラーパネル ハイエース ソーラーパネル キャブコン




ソーラーパネルは屋根に載せて終わりではありません。車内の電気系の配線はどうなるの?

ソーラーパネルを屋根に設置したら電気関連の配線をしないといけません。

天井の内張りを剥がすと写真のとおり、配線がたくさんあります。キャンピングカーの場合、ルーフベントの配線やテレビのアンテナの配線等、複雑に多くの配線が既に存在しています。

ここにソーラーパネルの配線工事を追加して行います。

ソーラーパネル取付け ソーラーパネル取付け

ソーラーパネルの配線工事が終了したら、今回は天井の断熱施工も行います。一緒に施工したほうが施工前の養生が一度で終了します、

キャンピングカーの天井の下にはテーブルや収納もあるので車外へださないと作業できないし、装備にホコリやゴミが落ちないように養生するのがとても大変です。家具の取り外しも一回で住みます。

キャンピングカー車内の天井に断熱材を施工します。配線も見直します。

ソーラーパネル断熱 ソーラーパネル

キャンピングカー 天井のリフォームの完成です

ソーラーパネル天井

キャンピングカーの屋根にソーラーパネル2枚を設置 完成です

ソーラーパネル2枚加工




キャンピングカー ハイエースオーナー TSさん

ソーラーパネル オーナー

毎月、一度は愛車のキャンピングカー ハイエースでキャンピングカーライフを楽しんでいるTSさん。

ソーラーパネルを2枚設置した施工後に話をお伺いしました。

ハイエースのオーナーTSさんがソーラーパネルを2枚設置した理由は?

気さくなオーナーさんで、キャンピングカー車内の装備としてはエアコン、電子レンジ、テレビ、冷蔵庫、電気ポットが揃っています。

電力が足らなくてサブバッテリーが上がる。

普段は乗っていない。月に一度くらいなのでバッテリーが上がる。

ということでソーラーパネルは1枚よりも容量が多い2枚を設置されました。

※ハイエースの場合は、3枚は設置できないので最大設置枚数の155W2枚です。

電力が足らないので電子レンジは途中で止まってしまうという悩みも。

そこでソーラーパネルの2枚は電力の強い直列で施工しました。

電子レンジも使えるソーラーパネル2枚設置。圧力鍋はどお?

ソーラーパネルは155Wが2枚なので合計310Wが使えるので電子レンジは利用できます。

TSさんはカレーライスをインスタントで食べることが多いので電子レンジはどうしても使いたかったということでもう、大丈夫ですね。

圧力鍋は、700Wなのでソーラーパネルだけでは利用は難しいのですがエンジンを回せば圧力鍋も利用可能になります。

TSさんはソーラーパネルも設置できたので、次に希望する設備はテーブルを追加したいとのこと。

 

キャンピングカーにソーラーパネル2枚を施工する技術が凄い まとめ

ソーラーパネルの施工でオーナーさんにお願いしているのは車内の片付けです。

屋根に取付けるので車内のことは大丈夫だと思われていますが、配線工事があるので車内に様々なものが置いたままになっているとソーラーパネルを取り付け前に、たけやんが片付けることになります。

重要なものがあるかもしれないし、天井の作業のじゃまにならないように移動しないと作業できません。装備や家具にホコリやゴミがかぶらないように養生が必要です。

他のお客さも施工が入ると、車内から出した家具やその他のものの置き場所に制限があるのでお客さまの持ち物が混在しないように保管しないといけません。

速やかに装備の設置を行うためにも、できるだけ車内を片付けて大切なキャンピングカーのソーラーパネル等の設備の後付施工へ納車お願いします。