キャンピングカーは、アウトドアや旅行などで使われるものですが、活躍の場はそれだけではありません。
災害が起こったときも、かなり便利に使うことができるのです。
そんな災害時に最大限にキャンピングカーが活躍できるのはどうしたらいいのでしょうか?
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ソーラーパネル設置ならガソリンがなくてもいいの?
災害時にキャンピングカーが最大限に活躍するためには・・・それにはソーラーパネルを取り付けておくことです。
なぜなら、ソーラーパネルを設置しておくことで、電気が止まっても家電が使えるようになるからです。
ソーラーパネルは、太陽の光を当てて充電する仕組みになっているため、エンジンがかかっていても切れていても、勝手に充電されます。
ただ自宅に置いておけば、すぐにでも動かせる状態になっているのです。
ソーラーパネル設置のキャンピングカーなら家電も動かせるため、復旧するまで余裕をもって待つことができます。
ソーラーパネルの発電は車のエンジンとは関係ないため、ガソリンがなくなっても、まったく問題はありません。
テレビのニュース報道からも周知のように災害時にはガソリンスタンドが混雑し、長い車列ができてガソリン自体がなくなる可能性もあります。
ところが、ソーラーパネルさえあれば、家電に必要な電力を賄うことができます。
ガソリンスタンドに並ぶことなく、断絶しているかもしれない危険な道路を走行することもなく、自宅にいながら安全を確認してから外へ出ていくこともできます。
また、停電状態になってもキャンピングカーから家電を利用でき、欠かせないスマートフォンにも充電できて常に使える点も、見逃せないポイントになります。
スマートフォンは通信手段、震災情報もやデビットカード機能もついていたりと必須アイテムです。
それが停電になってもキャンピングカーのソーラーパネルから電気が確保できるのでいつでも安心です。
スマートフォンがないと落ち着かないタイプの人も、それほどストレスをためずに済むので、災害に備えるためにも、ぜひソーラーパネルの設置を検討してみてください。
キャンピングカーのソーラーパネルの効果的な配線方式は?
キャンピングカーに搭載させるソーラーパネルですが配線のシステムとしては充電を重視する場合、バッテリーなどに電力を集めやすい方式を採用する場合、おすすめの配線方式は直列になります。
ここからは、少しむずかしい専門的な話になります。
ソーラーパネルの配線は直列がいい!その理由は?
その理由ですが、まず直列の良さは充電を考慮する場合、一か所に電力を集めて修理中して高い電圧を維持することに特化しているため、コンバーター=バッテリーチャージャーを使用することで電力を安定させやすいのです。
これを並列にした場合、電力をかき集めたものをいろいろな場所に使用するという目的であれば利点がありますが、残念ながら、キャンピングカーの様に補助バッテリーの電力を使用して何かを調理したり、電気をつけたり、冷蔵庫の電源としたりする場合、パワーが安定している必要があります。
並列は電気をいろいろな場所に平均的に分ける分にはメリットがあり、複数のバッテリーを一度に充電するなどであれば利点として生きてきます。
ですが、1個しかないバッテリーを充電する場合、電力が安定しやすく電圧を管理しやすい直列がおすすめの方式です。
この時、バッテリー圧よりも大きく上回るコンバーターを使用してバッテリーをチャージした場合、バッテリーが破裂したりします。
後はバッテリーを充電する際のソーラーパネルが大体で14ボルト以上の電圧であれば車のバッテリーなどを充電するに十分なパワーになります。
ただし、ソーラーパネルのマックスパワーにある程度余裕を持たせてコンバーターで電圧を落とすようにしないと、コンバーターのバッテリーを充電する分に使用する電力を十分確保できないので、ソーラーパネルに余力を持たせたうえでコンバーターはバッテリーを充電するだけのパワーを持つものを使用します。